ブレスター20周年、AI時代のアップデートへ

アイデアプラントでは、パートナー企業のマグネットデザインさんと、毎月の定例で開発会議を行っています。
アイデアプラントのフラッグシップ製品であり最初の製品が、ブレスター(遊びながらブレストを学ぶカード教材)です。気づけば誕生20周年という、ありがたいロングセラーになりました。
いま「Human Edge(人間性の高い仕事へ、人はシフトしていく)」の流れの中で、先端的な企業ほど“アナログな思考力の育成ツール”に注目する気配があります。そうした追い風もあって、ブレスターは実は再ブレイク中で、年末には何度目かの重版もしたところでした。
そこで、開発チームの中で素朴な問いが出ました。
「ブレスターに、AIは要らないのか?」
アイデアプラントの代表の石井は、アイデアプラントの仕事をしつつ、『AIを使って考えるための全技術』の著者でもあります。外から見ると「アナログ」と「AI」は別々の領域に見えるかもしれませんが、自分の中ではどちらも同じ“創造性”の地続きの話です。AIと創造性の入り口もあれば、人間本来の創造性の入り口もある。バッサリ切り分けるものではなく、連続しているものだと感じています。
そういうわけで年明け早々の開発会議で、「ブレスターもAI時代の対応をしよう」と方針が立ちました。仕事が怒涛のように押し寄せる時期ではありましたが、今日の会議までに新バージョンの形をつくり、コンセプトを共有したところ、「いいのでは」という手応えになりました。
実はブレスターは長い歴史の中で、「AIをベースに、オンラインでできることを試してみよう」という試作を進めたり、AIにかなり模擬させてみたりと、水面下で“製品に昇格するかどうかをいつも議論している開発”が続いていました。
それらを「よし、出そう」と超えていくには、いくつかの条件やタイミングが一気に揃う必要があります。感触としては、この春の終わり〜夏あたりが、そのタイミングになりそうです。
そして、すでにブレスターを購入して手元に置いてくださっている皆さまには、新版と従来版の差分を、無償で入手できる形にしたいとも考えています。
ですので、年度末のデスク整理で「AI時代になったし、ブレスターはもう要らないか」と処分してしまうのは、ちょっと待ってください。
ブレスターがあると、思考が“資産”になります。そんな形を、一年以内、早ければ季節が二つ巡るくらいの間に、お届けできるかもしれません。
『AIを使って考えるための全技術』の読者さんにも相性がいいものにしよう――そんな気持ちで、もう少し詰めていきます。
(ただ、現時点で100%ではないので、開発の断念も少ない可能性ですがいくらかあります。その場合はごめんなさい。。。やらない理由は何もないのですが、石井の抱える仕事量が最大ネックでして、予想外にどどどとご依頼がきて開発時間を夏まで取れず、という可能性も、と。)





